院長あいさつ

“検診から保険診療まで一貫して榊原チームで”

 榊原記念クリニックは1982年に榊原記念病院の外来部門として新宿NSビル内に開設されました。その後1983年より分院として当検診センターの業務が始まっております。
 榊原記念病院、榊原記念クリニックは循環器専門の医療機関として、これまで全力で診療にあたってまいりました。その中で検診センターは、2005年からは循環器疾患の予防に特化した検診として循環器ドックとセカンドオピニオンを主とした自由診療を行うこととなり現在に至っております。
 ご存じの通り、日本は平均寿命が世界第1位という長寿国ですが、循環器疾患は死亡原因の第2位となっております(第1位は悪性腫瘍)。一般の健康診断は多くの国民に浸透しておりますが、その内容は、循環器疾患の早期発見にとって十分なものとは言えません。また各種の人間ドックも悪性腫瘍や脳血管疾患を対象としたものが主であり、循環器疾患の早期発見を目的とした循環器ドック(心臓ドック)はまだ十分に浸透していないのが現状です。さらに、新型コロナウイルスの蔓延という未曾有の事態により、現在、検診自体を控える方が増えております。
 しかし、我が国は平均寿命の延長による高齢化に伴い、心不全の罹患率は右肩上がりに上昇しており、介護の負担も含めて大きな社会問題となっております。このような状況の中で、心不全の原因となる循環器疾患を検診により早期に発見し、生活指導、薬物治療、手術治療などで介入することは、その後の生活レベルを維持するために大変意義あることであります。
 当院の検診は、循環器専門病院としての伝統ある榊原チームの医師が担当し、高精度の最新機器を使用しております。そして、検診結果の判定で問題があれば、そのデータを利用して榊原記念クリニック、榊原記念病院で診療を行うというバックアップ体制を整えております。
 このように検診から保険診療まで一貫して榊原チームで医療を受けていただけることが当検診センターの最大のメリットと考えております。是非とも循環器疾患の早期発見と予防のために当検診センターの循環器ドックを受診していただけることを願っております。

榊原記念クリニック 検診センター

  院長 辺 泰樹